2022/10/02 09:10


ゆるゆる茶RIKI・秋のブレンド紹介です♪

5種の材料の特長をご紹介します(/・ω・)/

🍵三年番茶
こちらは以前のブレンドでも使用している材料です(*'▽')

「煎茶」や「玉露」は、毎年5月頃に収穫される一番茶ですが、
「番茶」はそれ以降に摘まれる二番茶以後の葉を使用して作られるお茶です。

「番茶」は一番茶に比べて成長していますので、葉や茎が固くしっかりした形になります。
また、太陽を浴びることにより、渋みのもととなるカテキンが多く生成されます。
さっぱりした味で、食事と相性Good(/・ω・)/

ゆるゆる茶に使用している「三年番茶」は、
一年以上育成した葉と茎を晩夏から冬にかけて収穫後、乾燥させ三年間熟成させ、その後じっくり焙煎をしたものです('ω')
長期の熟成期間を経ることで、カフェインやタンニンといった刺激成分が抜け、まろやかな風味になると言われます。

ゆるゆる茶は、この三年番茶をベースにブレンドを構成しました。
香ばしく、懐かしいようなホッとできる味です。

この、茶葉を焙煎したときに生まれる「香ばしい」香りには「ピラジン類」という香気成分が含まれます。
ピラジン類は、コーヒーやポップコーン、パンやビスケットの焼ける香りなどに含まれる成分です♪
この成分には、脳をリラックスさせる働きや、血流を良くする働きがあると言われているんです( *´艸`)



🍵矢車菊(やぐるまぎく)
コーンフラワーとも呼ばれます。
綺麗な青色が目にも嬉しい矢車菊。
古代エジプトでは魔除けや薬用として利用されていたと考えられています。
ツタンカーメン王の墓から発掘された花輪に使われていた植物としてもよく知られていますね。

アントシアニンを含むことから目の疲れの軽減や眼精疲労予防に取り入れ用いられているほか、抗酸化作用を保つポリフェノールが豊富に含まれますので、アンチエイジングも期待できるかも( *´艸`)

また、消化促進、抗炎症作用もあるとされ、特に体内の粘膜を整える作用があることから、辛い咳、気管支炎に良いと言われています。
秋は、乾燥からくる喉や肌のトラブルが気になりますので、そんな時期にもぴったりです(・ω・)ノ



🍵金盞花(きんせんか)
カレンデュラとも呼ばれます。
「皮膚のガードマン」などと呼ばれ、古くから肌の炎症・火傷などのトラブルや、胃潰瘍などの手当てに用いられてきた歴史があります。
カレンデュラの花びらに含まれる「カロチン」は体内でビタミンAに変換され、粘膜・皮膚の保護や修復をしてくれます。

また、カレンデュラには「ルテイン」という黄色の天然色素が含まれています。
ルテインとは、目の中の水晶体や黄斑部などに元々存在している成分で、強力な抗酸化作用を持つと言われます。
緑黄色野菜などに多く含まれており、紫外線やブルーライトから目を守るため「天然のサングラス」とも呼ばれており、目のケアにもとてもおススメです。


🍵黒文字(くろもじ)
日本原産の香木です。
柑橘のような爽やかな香りが特長です。スッキリした味わい(*'▽')
アロマテラピーの世界では、ローズウッドは良い香りとして有名ですが、それと同じリナロールという成分を豊富に含む黒文字。
リナロールにはリラックス効果、鎮静、抗不安などの作用があるとされます。

黒文字には、抗菌作用があることから茶道では菓子切り(楊枝)によく使われます。
また、独特の木の香りに魔除けや浄化の効果があると信じられ、神事にも使用されてきました。


🍵桂花(けいか)
キンモクセイの花びらを乾燥させたものです。
秋らしい香りの代表格ですね。
この優しい香りによるリラックス効果、ストレス緩和が期待できます。
桂花から出る甘く高い香りが、日々の生活で溜まった疲労を取り除いてくれます。

五臓の「肝」の働きを穏やかにし、肝血を補い、目の疲れを癒したり精神を安定させます。
そのほか、胃に働きかけ胃炎等を鎮めたり、肌のトラブル、咳や痰にも良いとされます。